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2016年9月の記事
ざりがに みっけ♪ |
ささぶね |
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おひざクラブは、暑いあいだは、毎週川あそび(消防本部西側緑地帯)をしています。
先週水曜日は、前日雨が降ったにもかかわらず、なんと水量が激減!
いつも川をキレイにしてくれているおじさんに聞いてみたら、
「自然現象だよ」
「湧水が流れてくるから、雨はあんまり関係ないんだよねー」と教えてくれました。
少なくなった小川を じゃぶじゃぶ と歩くユウキ
じゃぶじゃぶじゃぶ〜
じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ〜〜〜っ
じゃっぶ!じゃっぶ!じゃっぶ!じゃっぶ!
じゃぶん じゃぶん じゃぶん じゃぶん じゃぶん
・・・どんどん楽しそうな顔になっていくユウキ♪
でもお母さんは、「大人には水かけないで〜! 着替えないんだからー」
これは、大人の都合(^_^)
ユウキのお母さんがなにか気が付いた!
「あ〜、タニシがいっぱいいる〜。水が少なくなったからわかったぁ」
「ほんとだ〜、びっくりー」と他のお母さんたち
外であそぶと、季節がほんの少しずつ変化しているのが、肌で感じられます。いろんな発見もあります。
特別な遊具がなくても、おんなじ場所でも、子どもはちゃんとあそびます。
たっぷりあそぶ中から、「今度、これやってみようかな」「こうしてみようかな」
と、どんどんあそびを生み出すことができるようになっていきます。
そう! 子どもはあそびながら、みずから育っていく! のですね。
照らしてあげるよ♪ |
こっちこっち! 引っ張って引っ張って! |
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今年も子どもキャンプ、行ってきました!(2016.8.10〜8.14)
小4〜中学生〜高校生〜青年 全部で68名
このキャンプで大事にしていることのひとつが
●不便な生活を工夫して楽しむ
今は便利な世の中です。
スイッチひとつで、なんでもできちゃう
でもキャンプ場では、自分の寝るテントは自分たちでたてるし
かまどだって・・・みんなで、まずは生活の基盤づくり
タープ(ブルーシートの雨よけ)を貼るのだって、
子どもたちにとっては、あそび♪
石にスズランテープを巻き付け、枝と枝の間に投げ入れる
「あぶな〜い」「あそこに投げてよー」
なんとか、みんなでわいわいとタープ張り
キャンプ場の夜は、真っ暗!!
夜に竹を割って何かを作ろうとしている子
その子に、ライトをあててあげている子
二人ともどんな気持ちだったかな?
青年が言ってたことを思い出しました。
「不便ってことはマイナスではない、と思うんだよね。
不便だから工夫する余地があるんですよ。」
う〜ん、納得!
不便な生活を <みんなで工夫して楽しんじゃおう!>
そこから生まれる子どもたちの 心の中 をのぞいてみたいな♪
「アラジン」登場!空とぶベニヤ ほら、引っ張るよ〜♪ |
人間狩り! 今日はまけないぞー! |
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子どもキャンプは、今年で44回目
途切れなくずっ〜と続いているって・・・スゴイ!!
のびのびと 仲間の中で 自然の中で 自分らしく楽しんでほしい
時代が変わっても、親の願いはずっと変わらないんですね。
●みんなであそぶ!あそびをつくる!
子どもたちが好きなあそびのひとつ「人間狩り」
自分の陣地に、相手チームの子たちを引きずり込む(?)あそび
細かいルールなんてありません
動くと狩られちゃう・・・と、じっとしている子
がむしゃらにむかっていく子
たすけて〜、と助けをもとめる子
連れていかれそうな仲間を 守ろうとひっしに頑張る子
そんな様子をにこにことうれしそうに見ている子
十人十色
かけひき あきらめ チャレンジ ・・・
あそんでいる瞬間瞬間にも、さまざまに心を動かしながら、
自分の感覚と知恵で、全力であそぶ
だから楽しい!
あそばなくっちゃ!
落とし穴をほりた〜い♪ |
もうちょっとで、できそう おでこの上にペットボトル・・・ |
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●なんでもかんでも やりたいことやってみよう!
キャンプには、時計を持っていきません。
やってみよう!と思った時がやり時!!
時間にしばられることはありません。キャンプ中、ぜ〜んぶ自由時間
落とし穴を掘っていた子たち
「穴、掘ってみよっかな」
最初は、だれかのそんなちっぽけな気持ち♪が始まりだったのかな
「私もやろっかな〜」「わたしも♪」
誰かの「やりたい!」が、みんなの「やりたい!!」に変わっていく
ひとりでやっても楽しいけど、みんなでやったらもっと楽しい
人とかかわるって、なんだかあったかい 楽しい
理屈じゃないんだよね。肌感覚!
キャンプ場では、時間はたっぷり
仰向けで寝っ転がっていた子、
おでこにペットボトルをのっけて
その上に、ミニオセロをのっけて・・・
「もうちょっとで できそう・・・」
大人は、またバカなことやってるな とか
そんなこと、何が楽しいんだろう
なんて思ったりしちゃうんだけど、子どもたちは本当にたのしいんだよね、きっと!
点数をもらえたり、できてえらいね とほめられるものではないけれど、
自分が「やってみよう」と思ったことができた時ってうれしい。
それをいっぱい積み重ねて、大きくなっていこう!
おっきなファイヤー みんなでおどりまくる♪ |
火って、見てるだけで楽しい |
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●火を楽しもう
火を楽しむ体験って、普段の生活ではなかなかない。
キャンプ場では、火は大事な生活の一部
かまどの火の回りに、みんな集まってきます。
そして、「火をおもいっきり楽しもう!」 というのがキャンプファイヤー
大きな丸太を組んで、大きな大きなファイヤーをつくり
踊ります!みんなで♪
「ファイヤー、たのしい〜♪♪♪」って、子どもたち
でも、なんで楽しいの?
パチパチ音がするよ
煙で目がいたくなるよ
あつくて、ちかづけないよ
げらげら大笑いする子
とりつかれたように踊りまくる子
いつもと違って、大きな声を出す子
疲れているのに、踊らずにはいられない子
燃え盛る炎を前にすると、人って 心が解放されてくるのかな
まき割り やってみな〜 |
一気飲み〜♪ |
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●子どもの<やってみよう>を応援!
子どもが 「これ、やってみたい」と言ってきたら
「やってみな〜」って、青年たちは言います。
はぁ〜? 絶対無理!
無駄じゃない?
ばかみたい!
と思う事でも、「やってみな〜」って子どもに言います。
やってみて、<子どもが自分で気づく> ことを大切にしているからです。
年上の経験者が 「それは こうやって こうやってね」とやり方を教えたり、「やってもむだ」とジャッジしてしまうことは、一見効率よい感じがしますが・・・
でも、それが本当に 子どものため でしょうか
どんなちっぽけなことでも
やってみよう⇒やってみた⇒できた!おもしろかった!⇒今度これやってみよう
やってみよう⇒やってみた⇒うまくできなかった!⇒今度はこうしてみよう
この気づきが、その子のチカラになっていきます。
子どもは、いつだって<みずから大きくなろう>としています。
でも、子どもが育つには、その子の周りにあたたかいまなざしをもった大人が必要です!