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「三島おやこ劇場」の絵日記

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おひざの子たち・・・どっちなら、のるの?

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2016年11月2日掲載
どっちなら、のるの?
どっちなら、のるの?

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ちょっといいなぁ、と思ったエピソード きいて!きいて!

シキ(3歳)とユウキ(3歳)のおはなし

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「たき火でコンとおとまりポン」のキャンプで、長縄を使って電車ごっこをはじめたシキ。

シキ 「しんかんせんで〜す。のりますか〜?」

お母さんにだっこしているユウキに声をかけた。

ユウキ「ダンプカー!」

シキ 「・・・。 ダンプカーで〜す!」

ユウキ「ショベルカー!」

シキ 「・・・。 ショベルカーで〜す!」

それでも、お母さんのだっこからおりてこないユウキを見上げて、
シキしばらくの沈黙。

どうするのかな? どうしよう?と思いながら見ていると

シキ 「どっちなら のるの?」 とやさしく声をかけた!

ユウキと一緒にあそびたくて 気持ちに寄り添って 声をかけているその姿に感動。

声をかけられたユウキは、結局お母さんにだっこしたままだったけど、
その表情はニコニコして うれしそうな様子。

あったか〜い気持ちになる 3歳ふたりのやりとりでした。

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この話をうれしそうに話してくれたのは、中学生のお母さんでした。

ここの場面には、シキのお母さんも ユウキのお母さんもいました。

でも、だれも 「早く乗ってあげなよー」とは言いませんでした。

子どもたちの気持ちに寄り添いながら どうするのかな? とただ見守っていました。

子どもはどんなにちいちゃくても 自分の意志(気持ち)を持っています。
そこにいたおとなが、むやみに介入しないで、二人の気持ちをちゃんと保障してあげていました。

「子どもが、ひとりひとりをちゃんと感じながら あそぶ! かかわる!」
ことを これからも おやこ劇場は大事にしていきたいです。