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カンボジアで就学・就労支援 《三島出身の内田隆太さんが市長に活動報告》

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2022年2月2日掲載
市長に報告する内田さん
市長に報告する内田さん

内田さん(右から3人目)と市長、せせらぎ三島ロータリークラブの役員

※写真をクリックすると写真を拡大表示します。

三島市出身で、カンボジア農村部のリエンポン村で就学と就労を軸に支援活動を行っている内田隆太さんが一時帰国し、その活動報告のために2月1日、豊岡武士市長を訪問しました。
内田さんは1992年生まれ、東京都市大学2年の時にカンボジアを初めて訪れ、卒業後カンボジアに移住、子どもたちが教育の機会を少しでも多く持てるようにと、村に小学校の教室を設立しました。さらには学校の敷地内に工房を建設し、若い母親や進学を断念した未婚の女性の縫製技術の習得、就労の機会を作っての自立支援を行っています。子どもたちの就学、若い女性の就労を支えるには、村全体の生活向上が必要です。最近では、人材の育成を含め、村人の生業である農業支援にも着手しました。
今回、2018年から内田さんの活動をサポートしているせせらぎ三島ロータリークラブの役員の方々も同席されましたが、同会は、電動ミシン、文房具、サッカーボールなどを寄贈して内田さんを支援しています。また同会の支援で、2020年には小学校に地下50メートルの井戸を設置、安心して飲める水を供給できるようになりました。
「子ども達だれもが学校に通える暮らしを、村の就労支援を通して実現する」ことを目標に、カンボジアで頑張っている内田隆太さんの活動が、現地で根付き、着実に成果を上げることができるよう応援したいと思います。