野球部への激励届く。カードには手書きのメッセージが日本語で

交流中の生徒の様子

三島南高校の有志生徒が、3月16日、友好提携校の中国浙江省の麗水学院とリモート交流を行いました。これは、南高野球部が、1月に第93回選抜高校野球大会に出場が決まったことに対して麗水学院の生徒から激励のメッセージが届いたことへのお礼をしたいことと、コロナ禍で両校の相互訪問ができなくなっている状況下、少しでも交流の機会を作りたい、ということで実施されたものです。南高からは、激励メッセージへのお礼に加え、学校生活や、南高が賛同しているシトラスリボン・プロジェクトの紹介などを、プロジェクト推進役の保健委員から行いました。麗水学院の生徒からは、琴の演奏や踊り、書道のパフォーマンスなどがありました。途中、音声や映像が途切れたりもしましたが、一生懸命勉強した中国語に加え、英語も駆使し、さらに自動翻訳機の助力ももらって、短い時間でしたが、楽しい交流となりました。

＊シトラスリボン・プロジェクトとは：
コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした愛媛の有志がつくったプロジェクト。ウイルスに感染しても、誰もが地域で笑顔の暮らしを取り戻せる社会にという願いから始まった運動です。 愛媛特産の柑橘にちなんだシトラス色のリボンやロゴを身につけて、感染者への思いやりの気持ちを表します。三島南高校は、このプロジェクトに賛同し、活動の趣旨を理解し、広められるよう取り組んでいます。三島市も、このプロジェクトに賛同しています。