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佐野小で出前講座「世界の文化を知ろう」開催(9/28)

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2020年10月7日掲載
アルパカの毛は柔らかい
アルパカの毛は柔らかい

サリーはこうやって着るんだ

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令和2年9月28日、三島市立佐野小学校の6年生2クラスに「世界の文化を知ろう」というタイトルで出前講座が行われました。これは三島市国際交流協会が、異文化理解と多文化共生についての理解を市内の小中学生に深めてもらうために実施しているものです。今回はペルー出身の天座原(アマザデハラ)ケイラさんとインド出身の石井シュクリシュナさんが講師として招かれ、流ちょうな日本語で、小学生にもわかりやすく、また興味を引く内容で自国の紹介をしました。
ケイラさんはあでやかな刺繍の民族衣装を着て、出身地区のペルーの高地に住む人々の暮らしを紹介し、人々の生活に欠かせない動物であるアルパカの大きな人形を子供たちに順番に触らせました。コロナの流行で危ぶまれていた修学旅行がこの秋実施されることとなった6年生は、2日目に訪れる志摩スペイン村で使ってみたいと、スペイン語のあいさつを学んで嬉しそうでした。
インドの民族衣装のサリーを着て現れたシュクリシュナさんは、ベンガル語の「あいうえお」に当たる文字を黒板に書き、覚えやすい法則を教えると、子どもたちはすぐに学んでいました。また、インドは、実はカレーだけじゃない、暑いだけじゃない、もっと奥が深いということをいろいろな例で教わりました。最後に民族衣装サリーの着方の実演を行い、持参した8mの布をモデルになった職員の方に巻いていくと、見事に民族衣装サリーが出来上がっていき、その様子に子どもたちは目を瞠り、拍手をしました。
今回の出前講座は、生徒たちが今までおぼろげだったペルーとインドのことについて、より多くのことを知り、より理解を深めることができた、実りある内容となったに違いありません。