三島絵本をたのしむ会

ほんちゃんといっしょに ほんともツアーへでかけよう!

三島市ご出身の絵本作家スギヤマカナヨさんを講師としてお招きしまして、絵本『本はともだち ほんともツアーへようこそ』 (子どもの未来社)をもとに、様々な本と出会えて体験できる「ほんちゃんといっしょに
ほんともツアーへでかけよう!」ワークショップを三島絵本をたのしむ会主催で開催しました。

親子さん、ご家族、学校図書館司書さん、子どもも大人も、そして、スギヤマカナヨさんに会いたい!と、三島市民生涯学習センターの多目的ホールに皆さんがお集まり下さいました。

カナヨさんが絵本を読んでくれて始まりました。

『やってみよう!あいうえお』 では、みんなで声を合わせ身体で表現してリラックス。


『本はともだち』読んでもらったら・・・
ほんちゃんと一緒にツアーへGO!

ほんちゃんの旗も持って歩きました。『本はともだち』(子どもの未来社)ブックカバーの裏面にはほんちゃん。旗が作れるようになっています。

5色のとびら、それぞれどんな本と出会えるかな?

1番目は、青色の「想像のとびら」
絵地図には物語に登場する人や動物が描かれています。
さて、どの絵本かな?
ラプンツェルやシンデレラ、ブレーメンの音楽隊など同じタイトルでも出版社により絵を描いた人、訳者はいろいろ。物語の時代や背景を調べたHさんの解説で子どもたちがより関心を持ってくれました。

2番目は、緑色の「冒険のとびら」
行ってみたい国はあるかな? フランスの風景や芸術の写真がとてもきれいです。


3番目は、ピンク色の「レッスンのとびら」
お菓子、料理、手芸、お茶の本、クッキー型も並んでいます。
お抹茶体験はごっこ遊びで!
お手前を習ってお茶をどうぞ♪と差し出して丁寧にお辞儀しています。

4番目は、黄色の「知識のとびら」
山田川里山にある葉っぱやどんぐり、木の実が並び、ルーペや顕微鏡で覗いて観ることができました。これはどの本に載っているかな?開いて名前を調べます。山田川里山の山グリスタッフさんが、いろいろ教えてくれます。くっつきむしだ!と子どもたち。オナモミを冒険バックのフェルトにくっつけました。
ことば遊びの絵本も並べました。声に出して楽しみます。

そしてお楽しみは宝箱!
手作りミニことば絵本4種類、宝箱の中のカプセルを取り出します。

大人も開けた時のワクワク感を味わいました。
5番目は紫色の「出会いのとびら」
偉人と言われる人、あこがれの人、本を開いて出会えました。
ここには点字を発明したルイ・ブライユの絵本も置きました。
点字といえば、カナヨさんの著書『ぼうけんしよう!』
昨年は『ぼうけんしよう!』から、スギヤマカナヨさんと偕成社の丸本さんにご講演いただきました。昨年の講演会「バリアフリー絵本」を今回の企画につなげました。会場の真ん中に点字に触れられるコーナーを作りました。『てんじつきさわるえほん ぼうけんしよう!』(スギヤマカナヨ/作 偕成社 2024年)に触れてみます。点字カードも作成しました。さて、点字では何と書いてあるのかな?絵本を開いて調べてみました。

最後は白い未来のとびら。

ツアーをしてどんな本を読みたくなったかな?ワークシートに書いたことからカナヨさんがコメントを下さいました。一人一人の思いを大事に未来が明るくなるようなカナヨさんの言葉に子どもも大人も笑顔になりました。

とびらにある絵本が縦に横に斜めに様々な繋がりを持ち愉しめて広がりを感じたツアー!子どもたちから「本がいっぱいあって読みたくなりました」「本とともだちになれてうれしかった」など感想をもらいました。本の扉を開いて、本から本へ、本から飛び出して、新しい楽しみ方に気づくワークショップになりました。

ご参加下さった皆様ありがとうございました。

『本はともだち ほんともツアーへようこそ』
本となかよくなれるきっかけ作りに、ヒントに絵本を開いてみませんか?
扉を開いてみてね、ほんちゃんも待ってますよ〜♪

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