三島絵本をたのしむ会

9/21 令和5年度第3回 (第16回) 三島絵本をたのしむ会

三島市民生涯学習センターの研修室で行いました。
中秋の名月、栗名月ともいわれる十六夜、お月見を楽しむ秋、
三島絵本をたのしむ会でも「月」をテーマに絵本を持ち寄りました。
世界中、誰でも見ることができる「月」 絵本では、月を手にとることができたり、月と話ができたり、満月の夜に特別なできごとがおきたり、私たちをファンタジーの世界へ連れて行ってくれます。子どもたちに月が出てくる絵本を読み聞かせした時の様子を聞いて共感したり、ご紹介のあった絵本から自分の子育て中のころを振り返り、皆で懐かしむ場面もありました。

テーマ「月」 紹介の絵本から

『うきわねこ』蜂飼 耳/文 牧野千恵/絵 ブロンズ新社 2011年
おじいちゃんから浮き輪の贈り物、添えられた手紙には「次の月の夜をお楽しみに」と書いてありました。こんな手紙をもらったこねこのえびおは、満月の夜が来るのが楽しみでなりません。満月の夜のお楽しみとは?浮き輪は?満月の日に、こんな夜空の旅に出かけられたら、なんて素敵でしょう!


お月さまがほしい!子どもの頃に、こんなふうに思うことがありましたか?
子どもの夢を、絵本でかなえてあげたら・・・
『パパ、お月さまとって!』
 エリック・カール/作 もり ひさし/訳 偕成社 1986年

おつきさまがほしいお姫様もいました。お姫様のために王様たちは知恵を出し合います。
『たくさんのお月さま』
ジェームズ・サーバー/作 ルイス・スロボドキン/絵 なかがわちひろ/訳 徳間書店1994年

 
空のおつきさまも、水に映るもうひとりのおつきさまが気になります。
「あのつきをつれてきてくれないか ともだちになりたいんだ」つきのぼうやに頼みます。
『つきのぼうや』
イブ・スパング・オルセン/作・絵 やまのうちきよこ/絵 福音館書店 1975年

夜空に輝く月。
この絵本の表紙の満月も美しい。月の光は草花や虫、動物、人々、どんな場所もを照らしています「かけてはみちる、月よ月、ずっとそこからてらしておくれ。このよがやみにしずまぬように」
『ふしぎな月』
富安陽子/文 吉田尚令/絵 理論社 2021年

つきの満ち欠けについてもっと知りたい時に!
『月の満ちかけ絵本』 
大枝 史郎/文 佐藤みき/絵 あすなろ書房 2012年

月をテーマに、想像の世界が広がってあったかい気持ちになれるよね、今夜は夜空を見上げよう!と和やかな時間が流れました。

次回の「三島絵本をたのしむ会」は10/24です!

今回は、最近読み聞かせを始めた方もご参加くださいました。読み聞かせを始めるきっかけはいろいろだと思いますが、こちらの会にご参加下さり嬉しく思います。
三島絵本をたのしむ会は、他の学校の読み聞かせの取り組みをお聞きできる機会にもなっています。絵本と出会い、たのしみ、またお集りの皆さんとの会話から、素敵な言葉もいただいています。
絵本にご興味のある方、読み聞かせをされている方、お気軽にいらしてください。
10月24日(火曜日)15:00〜 三島市民生涯学習センター5階 第4研修室
テーマ「音・楽器」

スギヤマカナヨさんのイベント【朗読&演奏で絵本の世界に迷い込む体験を!】

三島絵本をたのしむ会主催によるイベントのご案内です!
三島市出身のスギヤマカナヨさんの読みか聞かせと、佐藤力さんの演奏による様々な民族楽器とギターの音色が、想像力のスイッチをオン。皆さんを絵本の世界にお連れします!たっぷりと不思議な島への旅をお楽しみ下さい。
「音楽がいざなう『ノーダリニッチ島 K・スギャーマ博士の動物/植物図鑑』の世界」
スギヤマカナヨ(朗読)×佐藤力(演奏)
日程:11/25(土) 14:00〜16:00
会場:「風土」2階(あひる図書館と同フロア)(芝本町9-12)
料金:大人1500円 高校生以下 1000円 (ソフトドリンク1杯付き)
大人(中学生以上)定員40名。
本の販売とサイン会があります。
10/15〜電子版みしま百花繚乱、11/1広報みしまでご案内があります。
お問い合わせ先
三島絵本をたのしむ会 yamachie2022@gmail.com 090-4256-4878 (山内)
『ノーダリニッチ島 K・スギャーマ博士の動物/植物図鑑』
『ノーダリニッチ島 K・スギャーマ博士の動物/植物図鑑』
K・スギャーマ / 作(スギヤマカナヨ)
絵本館 1991年10