三島絵本をたのしむ会

R4.11.19 スギヤマカナヨさん講演会&ミニワークショップ

「育てる、はぐくむ」〜「そだてるもの」と「そだつもの」にエールを込めて!
今回、三島市では初めて、スギヤマカナヨさんによる大人に向けての企画として「三島絵本をたのしむ会」が主催で講演会とミニワークショップを開催しました。日頃から子どもたちに接していらっしゃる各方面にご専門の皆さんなど、46名の方がお集りくださいました。豊岡市長もご挨拶下さり子どもたちに絵本を届ける私たちに励ましのことばをいただきました。

「三島絵本をたのしむ会」からはぐくむ時間

9、10月の「三島絵本をたのしむ会」の『そだててみたら・・・』絵本で読書会や思い出の絵本についての語り合いが、11月のスギヤマカナヨさん講演会イベントに繋がりました。
講演会では、カナヨさんご自身の子どもの頃のお話、子育て中に読んだ絵本のこと、テンポのよい語りに皆が引き込まれ、笑いあり、感動あり思わず目頭が熱くなる場面もあり、カナヨさんの読み聞かせがスーッと心に染みる贅沢な時を味わえました。
ミニワークショップでは絵本『そだててみたら・・・』(赤ちゃんとママ社)をカナヨさんに読み聞かせしていただいた後、カナヨさん手作りの一粒のタネに自分が育てたいものを書き、そのタネを封筒に入れて持ち帰りました。それぞれにまいたタネがどんなふうに育っていくでしょう。
いいお話を聞けた、自分の子育てを思い返した、自分のことを考えるきっかけになった、楽しかった、また開催してほしいなど感想をいただき、始終和やかだった時間が愛おしいです。
講演会の後は書籍販売、お時間のある方は『そだててみたら・・・』絵本原画展開催中だった一箱オーナー制の私設図書館「あひる図書館」(風土2階)をご案内しました。

『そだててみたら・・・』

この絵本に出会ったのは2月、この絵本を気に入って“はぐくむ”をテーマにカナヨさんにご講演をご依頼して叶った会。ご参加の皆さまが心の中に残る何かを、お土産を持って帰っていただけていたら嬉しいです。
私たちが輝く毎日に、カナヨさんからのエールをキャッチして気づき合える、絵本をもっと楽しみ、子どもたちに届けていきたい大人が主役になる、そんな会を目指した今回の企画です。
封筒に入っているタネを見たら、カナヨさんのことばを思い出し、この日に感じた自分の感情を思いおこして気持ち新たになる、そんなふうに繋げていくことができたら嬉しいです。 
タネから芽が出てはぐくまれていく過程を皆さんで語り合えたらいいなと思います。
スギヤマカナヨをはじめ、ご一緒下さった赤ちゃんとママ社さん、ゆずりは文庫さん、てんとうむし文庫さん、ご参加下さった皆さんありがとうございました。

三島絵本をたのしむ会にいらしてください。

絵本をたのしむ会は、テーマをもとに絵本を持ち寄ります。読み聞かせでどんな絵本を読んだらいいのか迷う時にもヒントになります。ご興味ありましたらお問い合わせください。

お問い合わせ 
三島絵本をたのしむ会 山内知恵子chie.coco-yysy9398@ezweb.ne.jp