三島絵本をたのしむ会

1/28 令和6年度第6回(第24回三島絵本をたのしむ会)

生涯学習センター第3研修室で行いました。

毎回ご参加くださる方も初めてご参加の方も、和気藹々と会話が弾みました。

各小中学校の読み聞かせの様子を共有したり、ボランティア募集に関する課題を受けとめて、皆で意見を出し合いました。日頃感じていることを声にすることから、今後の活動にヒントになる提案が引き出され、活発な意見交換の場となりました。

谷川俊太郎さんの絵本

たくさんの心に残ることば、お話、作品を残された谷川俊太郎さんの絵本に あらためて触れてみました。

今回、皆さんがお持ちになった絵本や詩集には、お子さんとの思い出や、気づきが合った言葉などそれぞれの思いをお話しくださいました。

『みみをすます』 
谷川俊太郎/詩
柳生弦一郎/絵・装本 福音館書店
谷川さんの詩を読んで、耳をすましてみると、いつもは聞こえていない音も聞こえるような気がする。こういう時間は尊いと思う。

『ことばあそびのうた』 谷川俊太郎/詩 瀬川康男/絵 福音館書店
子どもたちと読んでいた詩。言葉を声に出して楽しむことを知る。

『生きる』 谷川俊太郎/詩 岡本よしろう/絵 福音館書店
ことばに力をもらえる。

『あな』 谷川俊太郎/ 和田誠/絵 福音館書店
あな、掘ってみたくなる、昔、よく遊びの中で穴を掘って遊んだ。
あなの中は自分だけの場所、子どもは成長していく中でこんな居場所が必要なんだと思う。

『あさの絵本』 谷川俊太郎/作 吉村和敏/写真 アリス館
写真がとてもきれいで、朝の読み聞かせで読んだそう。気持ちがよい朝を迎えて。

『すき好きノート』 谷川俊太郎/作 安野光雅/装画 アリス館
すき(好き」な物、すき(好き)なことを書いて、自分だけの本ができる。

積み上げことばあそびの絵本2冊
『これはのみのぴこ』 谷川俊太郎/作 和田誠/絵 サンリード
『これはすいへいせん』 谷川俊太郎 /文 tupera tupera/絵 金の星社

『めのまどあけろ』 谷川俊太郎/文 長新太/絵 福音館書店
リズムをつけて読んでも楽しい。

『ぼく』 谷川俊太郎/作 合田里美/絵 岩崎書店
考えさせられる絵本。谷川俊太郎さんが死を重々しく考えたくない、また軽々しくも考えたくないと言い、哲学的な言葉で投げかけている。

谷川俊太郎さんの詩に、絵本作家さんによって絵が描かれ子どもたちに届いている、こんな絵本もありますね。
『もこ もこもこ』 谷川俊太郎/作 元永定正/絵 文研出版
ことばのえほん1『ぴよぴよ』 谷川俊太郎/作 堀内誠一/絵 くもん出版
『ありがとう』 谷川俊太郎/詩 えがしらみちこ/絵 講談社
『あ』 谷川俊太郎/文 広瀬弦/絵 アリス館
『わたし』 谷川俊太郎/文 長新太/絵 福音館書店