三島絵本をたのしむ会

R6.1/26 令和5年度第5回 (第18回) 三島絵本をたのしむ会

三島市生涯学習センター和室で開催しました。
前半は「龍」をテーマに持ち寄った絵本で自己紹介をしました。懐かしい絵本や子どもたちに伝えていきたいお話にあらためて絵本の良さを話し合いました。科学絵本からえー!?ほんとだー!と、知る楽しみを実感しました。
後半は、ワークショップ「はらぺこあおむしを作ろう!」 皆でお話しながら手を動かしました。

テーマ「 龍 」

紹介の絵本が繋がりました!

『ちび龍』
工藤直子/文 あべ弘士/絵 
 童心社 2019年

小さな粒から生まれたちび龍が自然界で出会う生き物たちから学びを得て大きくなっていく。立派に成長したちび龍は、でか龍になり胸に抱くのは光る青い地球。工藤直子さんのリズミカルな言葉が心地よく、あべ弘士さんの迫力ある絵がお話のスケールの大きさを際立たせる。

龍が胸に抱いていた丸い地球、この色と似ている!と話題になったのは・・・

『リュウノヒゲ』 ふゆにみつけたあおいたね
 山根悦子/作 多田多恵子/監修
 福音館書店 月刊誌 かがくのとも 2017年2月号

公園や庭にグランドカバーとしても見られるリュウノヒゲ。三島山田川の自然観察会などでも活躍されているピエールが「龍」のテーマから、科学絵本『リュウノヒゲ』を紹介してくれました。この科学絵本の見返しは群青色、リュウノヒゲの実と同じ色です。

リュウノヒゲの実はツヤツヤして群青色。
皮をむくと透き通った白い実が出てきました。
ピエールからスーパーボールだよー!と教えてもらい、皮を剥いた実を机の上に落とすとポーン!と跳ねました。わー!ホントだー!喜びの声が上がりました。
知ること、本物に触れる感動は子どもも大人も同じです。

ワークショップ 「はらぺこあおむしを作ろう!」

エリック・カールの絵本『はらぺこあおむし』(偕成社)から、はらぺこあおむしを、折り紙や空き箱の紙で作りました。山田小中学校で読み聞かせをされている斉藤さんが教えてくれました。折り紙の色、表情がみんな違い、それぞれに愛嬌のあるはらぺこあおむしができました。
身近な材料で作ることができ、それぞれの読み聞かせの場でも活躍しそうなはらぺこあおむしくんです!

今回紹介された絵本

『とうさんはタツノオトシゴ』
エリック・カール/作  佐野洋子/訳 偕成社2006
『十二支のはじまり』
岩崎京子/作 二俣英五郎/絵 教育画劇1997
『リュウノヒゲ』 かがくのとも2月号(月刊誌)
山根悦子/作 多田多恵子/監修 福音館書店2017
『たつのこたろう』 
松谷みよ子/作 朝倉摂/絵 講談社2010
『まゆとりゅう』
富安陽子/作 降矢なな/絵 福音館書店2008
『さらわれたりゅう』 今昔物語より
沼野正子/作・絵  福音館書店1995
『やまたのおろち』
羽仁進/文 赤羽末吉/絵  岩崎書店(復刊版)2002
『ちび竜』
工藤直子/文 あべ弘士/絵 童心社2019
『十二支のおやこえほん』
高畠純/作 教育画劇2013