三島絵本をたのしむ会

11/25 スギヤマカナヨさんの朗読と佐藤力さんの音楽 イベント

三島絵本をたのしむ会主催でみしまの文化百花繚乱プログラム
「民族楽器がいざなう『ノーダリニッチ島 K・スギャーマ博士の動物/植物図鑑』の世界」
スギヤマカナヨ(朗読)×佐藤力(演奏)
芝本町の風土さんの2階(あひる図書館と同フロア)で開催しました。定員を上回る45名の皆さまがお集まり下さり満員御礼での開催になりました。ご参加下さった皆様、ありがとうございました。

今回のイベント開催のきっかけは・・・

三島市ご出身のスギヤマカナヨさんは、毎年三島で講演やワークショップをして下さっています。今回の三島絵本をたのしむ会主催のイベントでは、カナヨさんのデビュー作『ノーダリニッチ島 K・スギャーマ博士の動物/植物図鑑』(絵本館) この2冊からピックアップした生き物について朗読してくださいました。生き物のイメージに合った音楽を作ってくださったのは編集者でありミュージシャンの佐藤力さんです。お二人が朗読と音楽でコラボされたのは、今回が2回目。1回目は2021年のスギヤマカナヨさんデビュー30周年記念イベントでした。その時にお聴きした朗読と音楽の世界を三島の皆さんにお届けしたいと思ったことがきっかけとなり、三島で開催の運びとなりました。朗読と音楽にお二人のトークを交えた時間をお楽しみいただきました。

ノーダリニッチ島へようこそ!

K・スギャーマ博士に扮した絵本作家スギヤマカナヨさんの朗読と編集者&ミュージシャン佐藤力さんの民族楽器の演奏は、私たちの想像の翼を広げ不思議な世界を体験させてくれました。ドリンクをいただきながらのひととき、「時空を超えてのノーダリニッチ時間、旅を味わうことができました」こんな感想もいただきました。
『ノーダリニッチ島 K・スギャーマ博士の動物/植物図鑑』 には、K・スギャーマ博士が出会った様々な生き物が登場します。
例えば 「ラビッシュ」は、「愛する気持ち」「夢を見る気持ち」「希望を持つ気持ち」3つのこぶを持つ生き物です。哀しい時にラビッシュに悲しみを食べてもらうとラビッシュは、ごちそうになった代わりにこぶの中の気持ちをお返ししてくれます。他にもダンスが好きな「ギプソフィラ」やK・スギャーマ博士の隠れ家がある夏は涼しく冬は暖かの快適な場所を持つ木「フォートリース」も登場します。
今回のノーダリニッチ島への旅で、お気に入りの生き物に出会えた方もいらっしゃると思います。
私も、心の旅はいつでも、どんな時でもできる、もしかしたらこの図鑑の中の生き物に出会えるかもしれないと思いました。

『ノーダリニッチ島 K・スギャーマ博士の動物図鑑』
Prof. K Sgyarma/作  絵本館1991年
『ノーダリニッチ島 K・スギャーマ博士の植物図鑑』
Prof. K Sgyarma/作  絵本館1997年


三島絵本をたのしむ会より

今回のイベントでは、有志スタッフで準備を重ね、おみやげ作りもしました。
ご参加された皆様の読書のおともに栞を用意しました。
作業の時間も楽しく心に残っています。
次回の三島絵本をたのしむ会
令和6年1月26日(金)15時〜生涯学習センター5階の和室で開きます。
2024年、辰年ですね。
テーマ 「辰・龍」
絵本をお持ちください。
(なくてもご参加OKです)

絵本紹介の後、
身近の材料で作る「はらぺこあおむし」ワークショップをします。
春のおはなし会でも使えます。
お喋りしながら手作り時間を楽しみましょう!

お問い合わせ
三島絵本をたのしむ会(山内)
090-4256-4878
chie.coco-yysy9398@ezweb.ne.jp