３年前に譲渡したココちゃん。
借家の敷地に、小屋を建てて地域猫を世話してくれた方から相談を受けました。
開発のために、立ち退かなければいけなくなり11匹の里親探しの相談でした。その中の１匹がココちゃんでした。
ポスター右下がココちゃん

ご縁があって、里親さんがみつかりました。
譲渡後、間もなく連絡があり、白血病キャリアが判明。キャンセルかなと思ったのですが、「白血病キャリアがわかったからと言って、返す事はできません」というお返事でした。
感謝の気持ちでいっぱいだったのを今でも覚えています。

里親さんから こんにちは。
本日ここちゃんのエイズと白血病の検査に行ってきました。鼻水の検査も兼ねて。
大変ショックなことに白血病が陽性でした。
母子感染かもと。
鼻水も白血病の感染が原因で免疫が落ちているところに猫ヘルペスなど感染したのかもということですが、こちらの治療は様子見です。おそらく3〜5年程度の短命で、リンパ腫など発症しやすいということは聞きましたが、なるべくストレスを与えないよう楽しい毎日を過ごさせてあげたいと思っています。

ここちゃん、うちに迎えてから一年とほぼ一ヶ月たちました。体重も約一キロ増えてふっくら、手足や体幹に筋肉がついた感じです。白血病キャリアですが、このまま発症しないで元気にいてもらいたいです。もしかしたら寿命は短いかも知れない、だけど一日一日を大切にしていきたい

どうしているかと気になっていましたが、この8月に連絡がありました。
白血病からのリンパ腫が発症しまして先月7月1日に亡くなりました。
リンパ腫がわかるまでは、毎日元気で走り回り私達のお見送りも欠かさず、背中に乗ってきたり遊ぶのが大好きですごく懐いてくれて家族の一員でした。
健康診断もしていたのですが、直前までわかりませんでした。
私も気持ちが落ち着いてきましたのでご連絡します。どうもありがとうございました。

最期まで愛情と手を尽くしてくれたＳさん。
この３年間は、しあわせに命を全うできました。
ココちゃんに代わって、こころから感謝申し上げます。
しあわせでした。私達もこんなＳさんに出会えてしあわせでした。