ミシマサイコの会

【2024/10/9更新!!】 2024 年 9 月 自生ミシマサイコ探索紀行

 江戸時代 豆州(伊豆国)ミシマサイコは、「豆州志稿」(秋山富南 1789 〜 1800)や「伊豆の国懐紀行」(箕川墨江 1835)などに記されたように初夏から秋の伊豆の野山を黄色く彩っていた。

 伊豆最南端の「道の駅」”下賀茂温泉湯の花” の地に1948 年から2002 年迄あった国立衛生試験所「伊豆薬用植物栽培試験場」では、1980 年代頃、伊豆のミシマサイコ自生地調査が繰り返され、賀茂郡南伊豆町・東伊豆町・河津町や伊東市などに自生していたミシマサイコから採種・栽培検討が行われ、各地の特性比較研究が行われていた(「ミシマサイコ」情報【I】の項参照)。

 21世紀を前にした2000 年、ミシマサイコを伊豆の野山に見出すことは困難を極め、環境省のレッドリストに絶滅危惧種として掲載された。それから四半世紀の2024年秋、本会の会員有志7名により、伊豆半島の自生地を求めて探索され、旅行記を寄稿掲載致しました。


 ⇒  ”自生ミシマサイコ探索旅行記2024”