三島フォレストクラブ

小沢の里

 三島フォレストクラブは「小沢の里」を拠点として活動しています。
 「小沢の里」はかつての三島市坂小学校の第二分校の跡地です。小沢分校は1951年(昭和26年)に建設され、1975年(昭和50年)に廃校となりました。木造校舎の外壁はキツツキの仲間が空けたであろう穴がたくさんあり傷みもありましたが、会員が穴を塞いだり屋根を修復したりして使っています。
 活動の際には小沢の里に集合し、打ち合わせを行って現地へ向かいます。また、イベントや、講義、実演などに使う事もあります。緑豊かな土地にある昔懐かしい木造校舎はとても趣があり、そこに来るだけで癒されます。フォレストクラブの基地ではありますが、三島の理想の森を目指す発信地として市民が集う場になればステキですね!

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箱根西麓

 三島フォレストクラブの主な活動フィールドは箱根西麓一帯です。

 ・箱根山組合三島直轄林
  (箱根接待茶屋の森/研修の森など)
 ・三島市箱根の里敷地内(希望の森)
 三島市の森林面積は2,380haで、市域総面積の38%を占めています。このうちスギ・ヒノキを主体とした人工林の面積は1,645haで人工林率は69%となっており、林齢は2014年現在で50年超が8割、60年超が5割となっています。
 この地は戦前まで緑肥や牛馬の餌を取るための採草地として利用されていましたが、化学肥料やトラクターの普及により採草地は次第に不要となり、戦後復興における木材需要の拡大により植林地に変わりました。
 スギ・ヒノキ人工林は養生すれば40年程度で出荷できますが、森林所有者の高齢化や海外からの安価な木材の輸入などによる木材価格の低迷により、人の手が入らず、多くが販売されることなく放置されたままになっている森林も少なくありません。

 私たち三島フォレストクラブは、この地において森林保全活動を実施しています。