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2012年1月の記事
チェーンソー講座1日目
チェーンソーの点検、手入れ |
ロープワーク |
※写真をクリックすると写真を拡大表示します。
1月28日と29日、東部地域森づくり事業として
「チェーンソーの取扱いと安全な伐木のトレーニング」講座を行いました。
講師は三島フォレストクラブの会員であり、
有限会社 天竜フォレスターの社員でもある鈴木礼さん。
プロの目から、改めてチェーンソーの取扱いについて教わりました。
多くの会員がボランティアで現場で間伐をしている
三島フォレストクラブですが、大怪我にもつながりかねない作業ですから
しっかりと勉強して気を引き締めつつ安全な活動に努めます!
1日目の午前中はチェーンソーの点検、整備や歯の目立て。
小さなカンナがつながっている様な作りのチェーンソーの歯は
目立てがとっても面倒で難しい。
うまく砥げていないと木を切った時の断面がキレイになりません。
ちなみに筆者が目立てをしたチェーンソーで切った木の断面は見事に(?)デコボコ。
もしや目立てより、切る腕が悪いのかと、
講師の礼さんにも切ってもらったところ、やはりデコボコ。
ほっ。
いや、ほっとしちゃダメですね(笑)
午後は森に入って間伐をする割合の出し方や、ロープワークなど。
ロープワークは、とっても簡単な「巻き結び」なのですが
すんなり出来る人もいれば、苦戦する人も。
家に帰って練習が必要です。
参加者の皆さん復習しましたか!?
二日目に続く・・・
チェーンソー講座2日目
ロープでひっぱる |
木の断面であれやこれやと・・・ |
※写真をクリックすると写真を拡大表示します。
「チェーンソーの取扱いと安全な伐木のトレーニング講座」の二日目。
チェーンソーで起こる事故の注意点や、伐木前の安全確保などを教わり
講師の礼さんがお手本として木を伐ります。
間伐というのは森に隙間をつくってやることなので
当然、木が混み合っている。
チェーンソーで幹を切っても、上の方では周りの枝がからんでしまい、
たいていすぐには倒れてくれません。
途中を切ってやれば比較的、簡単に倒れるのですが
材木として出す場合、長いまま、傷も無くきれいなままが良い。
なので、ロープで引っ張ったりするのです。
大きな木を伐る時は、まず倒したい方向に「受け口」を3分の1ほど切り、
反対側から「追い口」を切っていく。
そして受け口と追い口の間を、全体の10分の1ほど残します。
この残った部分を「ツル」と言います。
ツルがある事で、思った方向に安全に倒す事ができる。
倒れた後は切株の断面を見て、あれやこれやと話し合い。
受け口、追い口は調度良いか、全部切ってしまわずにツルがちゃんと残っているか・・・。
お手本を見た後は参加者のみんなで実践。
とっても寒くて話を聞いているだけでは手や足の先がしびれるほどでしたが
切り始めると、とたんに寒さを忘れます。
30度の斜面での作業はチェーンソーを扱ったり、ロープを引いたりする人はもちろん、
少し移動するだけでもかなり良い運動。
そして、苦労しながら切った木がドスーンを地面に倒れるのは
なかなかの快感です。
この気持ち良さを味わいたい方は是非
三島フォレストクラブにご入会下さい!(笑)