正派若柳流 芙柳会

長唄 浅妻船(波枕月浅妻)

長唄 浅妻船 若柳紗千那

画人「英一蝶」の描いた絵をもとに作られました。
船の中の男舞姿の情景に始まり、手踊り、鞨鼓の舞、鈴太鼓、中啓の舞と上品で華やかな曲です。

常磐津 京人形

常磐津 京人形 若柳千桜・賛助出演 若柳三十郎

左甚五郎が作った美しい京人形が、甚五郎の真似をしてぶっきらぼうな男のフリを踊ったり、女の魂である鏡を懐に入れると、たおやかな太夫になる楽しい曲です。

清元 幻お七

清元 幻お七 若柳千麗

吉三に似た押絵を抱き、吉三との思い出をたどっているうちに、幻想の世界に引き込まれ、吉三が連れ去られようとする幻想を追って、櫓に登り、火あぶりの刑になる前兆を見せて幕になります。
燃える恋心と降り積もる雪の場面が美しく展開します。

長唄 賤機帯(八重霞賤機帯)

長唄 賤機帯 若柳千翔・若柳千嘉乃

都から我が子の行方を尋ねて隅田川の渡し場を彷徨う狂女を船おさがからかいますが、我が子を思う狂女を気の毒に思い、慰め、二人の踊りになります。