三島市立中郷中学校で開催されました『学校における文化芸術観賞・体験推進事業』箏講座を、11月12日・19日・26日の３回にわたり、２年生２クラス(58名)にさせて戴きました。

日本古謡《さくら》を三重奏にアレンジして指導致しました。(各クラス2グループに分けて指導)
１回目は各パートの練習、２回目は各パートの練習と合奏練習。３回目は体育館で。
２回の指導は、音楽室で箏を机に載せ、立っての練習でしたが、体育館では、緋毛氈を敷いて、演奏会形式をとっての、正座をして練習・演奏です。
生徒さんたちは日頃、正座をする機会があまりないので、少々心配しましたが、良い姿勢で頑張って弾いてくれました。(体育館シューズの脱ぎ方等、マナーもとても良かったです)

３回の指導で感じましたのは、真剣に一生懸命練習してくれた事、そして何よりも若い中学生にとって、実際に体験する事は、感性を何倍も豊かにするものだと実感した事です。

また、指導させて戴きました４名による模範演奏《さくら》《六段調》《千鳥の曲》《ひぐらし》も披露致しました。

模範演奏の後に、代表の生徒さんたちの、素直で心のこもった感想を聞かせて頂き、大変嬉しい気持ちで学校を後にしました。

このような機会を頂戴しました事に、改めまして感謝申し上げます。ありがとうございました。
草間 路代 ・記