三島市中央婦人学級コーラスグループは本年度60名、市の教育委員会のもとに開設された『三島市中央婦人学級』内の、グループ学習として昭和41年からずっと続けてきました。
 学級の主たる学習とは別の趣味的、そして仲間作りに、グループ学習が置かれました。初代の学級長は「三島の街中いっぱいにお母さんの歌声を響かせたい!」という想いの中でコーラスグループは第1番に取り入れられたと聞いています。市民合唱祭は本年度第42回とのことですが、中央婦人学級は開設されて46年目、合唱協議会が出来た時、おそらく最初から合唱協のメンバーだったと思われます。そして市民合唱祭には一回も欠かすことなく参加させていただいているでしょう。
 
 中央婦人学級には昭和49年に制定された『学級のうた』があり、学級の行事(開講・閉講式典・その他)の中で必ずうたいます。もちろんコーラスグループの先導で…。当時のグループ学習講師の作詞作曲に依るものです。言葉が古めかしいから作り変えたら の声もありますが………それぞれの学校にある『校歌』と同じで、このようなうたがあるって凄い!な と誇りにも思えます。

 中央婦人学級は、4月開講3月閉講の学級なので、45年近くの間毎年「更新」を続けてきました。更新の度にグループの人も幾人か入れ替わりますが、50歳代から80歳代の幅広い年齢層のメンバーで、中には開設時からずっと歌っている人もいます。毎年市民合唱祭に参加出場の他、過去には県芸術祭・県婦人合唱祭・おかあさんコーラス・TEPCO一万人コーラスでは国技館での出場も出来ました。素晴らしい指導者に恵まれ、月2回とは云え充実した練習(生涯学習センター講義室で)が出来るこのときを、大切に持ち続けたいと思います。