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令和6年度環境美化推進員施設研修受講報告

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2024年6月2日掲載
環境美化推進員施設研修受講風景
環境美化推進員施設研修受講風景

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三島市環境美化推進員の活動について

令和6年6月1日、三島市清掃センター3階会議室において、表記の研修が行われましたので、報告します。
各自治会により、環境美化推進員の活動頻度や内容に差はありますが、活動内容としては決められたごみ集積所決められた区分のゴミを決められた方法決められた日の午前8時までに出す排出ルールを守り、環境衛生の保全に勤めてほしいとのこと。


ルール違反込みへの対応はごみ排出者に周知するため、10日間は集積所においてくださいとのこと。
10日の間に排出者が回収・是正しない場合は基本的には清掃センターで回収しますが、刃物や生ごみなど危険、不衛生なものについては10日経たなくても連絡すれば回収するとのこと。


参照ページにある簡易版ポスターの他にも、不法投棄禁止看板など、三島市で用意しているものがあるそうですので、ごみの出し方が悪いところなどは、環境美化推進員、自治会長を通じて三島市に用意してもらうことが可能です。


参照
三島市の環境美化推進員会のページ

三島市の家庭ごみの分け方・出し方のページ




少量排出事業者制度について


事業活動から生じるごみのうち、産業廃棄物については三島市では処理できませんが、生ゴミ、紙屑等で1回のゴミ排出量が10kg以下の事業系一般廃棄物については自治会長の承諾と届出をした事業所については黄色い指定ゴミ袋を使用して、地域の集積所に排出することができる制度です。


少量排出事業者制度を利用することにより、事業ごみ量の視覚化、産業廃棄物との区別などを行い、三島市のごみ減量を目的としています。
最終処分場の延命化、ごみ処理施設の整備費用の削減ができるよう、事業者が黄色い袋を使っていなかったり、明らかに10kgを超える量を出している場合は、環境美化推進員は三島市廃棄物対策課へ情報提供をお願いしたいとのこと。




三島市清掃センター施設見学


なぜ燃えるゴミを30cm以下にして出さなければいけないのか。
焼却炉入り口の給じん装置にごみ詰まりが発生してしまうためで、詰まってしまうと、炉の入り口のため、稼働を停止し、人が入れる温度まで下がるのを待ち、人の手により取り除く作業が必要になり、著しい効率の低下と炉を痛める可能性があるとのこと。


また、見学の際に見させていただきましたが、収集ごみは計量してから「ピット」という深いコンクリートの部屋に落とされ、クレーンで、何度も掴み上げては落とす作業を行い、バラバラにします。
指定ゴミ袋はこの際にうまく破れて中のものをバラバラにできる強度で作られているそうで、中に大きな服などを畳んで隠してもすぐ見つかってしまうなと感じました。


清掃センターには、今まで炉の中で見つかった大きな燃えないごみなどのサンプル(現物)が展示されていました。
「これくらい大丈夫だろう」と考えても、燃えないものは燃えないんだと再確認しました。


また、粗大ゴミについては再販売できるものはメルカリに出店し、ゴミになるのを未然に防いでもいます。
埋め立て容量は残り数%しか残されておらず、この部分は災害時など多くのゴミが排出された際に利用されることになっており、現在出ている燃えかすなどの埋め立て物は全て市外で最終処分されており、この費用も市税から賄われているそうです。


参照
三島市のメルカリ出品ページ