１１月２７日は箱根接待茶屋の森づくり協議会主催で
森づくりイベントとして「ベンチ作りと紅葉狩り」を行いました。

協議会の会員を含め、参加者は４１名。
午前中はデモンストレーションとして、チェーンソーでヒノキを切る。
それを参加者の皆さんと一緒に適度な長さに切ったり、
皮をむいたりしてベンチを作ります。

皮？と思う方もいるかもしれませんね。
木の一番外側の樹皮です。
ツルツルした木もありますが、だいたいの木がザラザラしていたり、
細かくめくれていますよね。
あーいう外側の皮の部分をむくと、白くてツルツルの木の肌が出てきます。

夏など、木に水分の多い季節はむけやすいのですが
冬は比較的むきにくいので、これもちょっとした作業でした。
気持ちよくペロ〜〜〜〜ンとむける時期にも
是非、体験してもらいたいものです。

ベンチは台の上に座面を乗せてダボでつなげるだけの簡単なものですが
この素朴さが「森のベンチ」って感じで良いのですよ。
３班に分かれて作ったので、今、接待茶屋の森の中に
３台のベンチが並んでいます。

昼食は持参のお弁当の他に、
こちらで用意した豚汁やお菓子を食べながらの楽しいひととき。

午後は「紅葉でビンゴ！」というネイチャーゲーム。
３×３の９マスを書いた台紙に
イロハモミジ
オオモミジ
カジカエデ
ウリハダカエデ
イタヤカエデ
オオイタヤメイゲツ
ブナ
コクサギ
ケヤキ
の葉っぱを探して貼りつける。

あらかじめ、この９種の葉の特徴をイラスト入りで説明した
レジュメを配っていて、それを手掛かりに
森の中を歩きながら探すのです。

決められた制限時間までに元の集合場所に集まり、
貼った葉があっているかをチェック。
参加者の皆さんはとても優秀でほとんど正解でした。
ゲームの景品はもみじ饅頭！

１１月末とは思えないほど暖かく過ごしやすい一日で
全員ケガもなく楽しく有意義な時間でした。
森林と、その保護に少しでも興味を持っていただければ嬉しく思います。
参加者の皆様、ありがとうございました！