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■三島広小路駅■

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明治39年(1906)11月に、三島町六反田(現、広小路)から沼津市三枚橋間を、静岡県初、全国8番目の路面電車が走りました。この電車は駿豆電気鉄道株式会社(現、伊豆箱根鉄道)が走らせたもので、電車は1両で、発車や次の停留所に降りる客の有無を、運転手に車掌が紐(ひも)を引いて「チン、チン」と鐘の音で知らせていたので、チンチン電車と呼ばれていました。   開設当初は乗客も少なかったのですが、沿線に工場が建つと乗客も増え、12分間隔の運転で朝の5時半から夜の11時ごろまで運行されました。沼津までは 単線で19の停留所があり、玉井寺、黄瀬川、山王前の3カ所に電車がすれ違う交換所がありました。また、境川付近は窪地になっていたので急勾配のため登れず、千貫樋沿に石積土手を築き、運行したそうです。千貫樋の北側に今でも名残の石積があります。当時の軌道は舗装されておらず、すごいデコボコ道をほこりをあげて電車が走り、しかも、当時の電車はブレーキもハンドルも手動でしたので、体力がないと運転士は勤まらなかったそうです  沼津までの6.6kmを約30分、値段も昭和31年(1956)ころ大人10円と、バスよりも安かったため、多くの人々に利用されました。しかし、昭和 36年(1961)の大水で当時の黄瀬川橋が流され、電車は国立病院前までの折り返し運転となり、沼津まではバスが代行しました。昭和38年 (1963)2月に全国的なバス化の波にも押され、最終の花電車が走り納めをしました。  出典:三島市公式ホームページ
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