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【大自然】

 沿線地域は、富士箱根伊豆国立公園内に位置し、豊かな自然環境に囲まれ、地域内の平野部や山間部の各所からは、偉容を誇る富士の高峰を仰ぐことができます。また、中央部には天城山から発する狩野川が流れ、田方平野が広がり、それを取り囲むように、北は景勝地の箱根連山、東は玄岳・山伏峠・亀石峠、南は天城山系の山並、西は城山・葛城山など、風光明媚な山々が連なり、四季折々の素晴らしい風景を楽しむことができます。
伊豆の大地は、地殻変動による活発な火山活動などから成り立っていますが、昭和5年の北伊豆地震でできた丹那断層など、各所で大地の息づかいを感じることができます。
また、年間を通じて温暖で穏やかな気候に恵まれ、住みやすく、首都圏にお住まいの方から観光地・保養地として親しまれています。
   

【歴史・文化】

沿線地域には、古くから人々の暮らしが営まれ、いにしえの人々が遺した史跡や文化遺産が数多くあります。
平治の乱で平清盛軍に敗れた源頼朝が、蛭ヶ島(現:伊豆の国市)に配流され、以仁王の平氏討伐の令旨を奉じて兵を挙げるまでの約20年間を過ごした地域であり、各地に頼朝にまつわる様々な言い伝えや伝説が残ります。
また、幕末の先覚者であり、パン祖として知られる韮山代官の江川英龍(坦庵)が建設した「韮山反射炉(大砲鋳造工場)」など、貴重な文化遺産が数多く点在しています。
さらに、井上靖が伊豆で過ごした少年時代を描いた小説「しろばんば」や、川端康成の名作「伊豆の踊子」の舞台となるなど、伊豆は多くの文人墨客に愛されてきました。
   

【観光・特産品】

 伊豆の大地を形づくってきた活発な火山活動により、修善寺温泉、伊豆長岡温泉、畑毛温泉等に代表される良質で豊富な温泉や、火山灰などの堆積物により育まれた豊かな土壌により、根菜類やスイカなど品質の良い農産物が生産されている。中でも「箱根西麓三島野菜」、「平井のスイカ」、「田中山のスイカ・ダイコン」などは地域ブランドとして定着しています。
 天城山の豊かな自然は、上質なわさびやしいたけを育み、また、天城山から流れる狩野川の流域の肥沃な大地(江間や韮山など)に点在するハウス栽培のイチゴ農園には、シーズン中、多くのイチゴ狩りを楽しむ観光客が訪れます。
 また、伊豆半島のつけ根のほぼ中央に位置する丹那盆地では、酪農が盛んで、豊かな自然と新鮮な空気の中で育った牛から絞った、新鮮で濃くておいしい牛乳や乳製品は高い評価を得ています。