説明 |
この寺の宗派は日蓮宗(にちれんしゅう)で、康永3年(1344)将軍足利尊氏(あしかがたかうじ)の叔父にあたる日静上人(にちじょうしょうにん)が法華堂(ほっけどう)として建立(こんりゅう)し、文明11年(1479)日澄上人(にっちょうしょうにん)によって開山された。この寺は明治10年(1878)3月、柿田屋火事で類焼した。そのため同年、三島にあった樋口本陣の正門を山門として移築した。
境内に孝行犬の墓がある。幕末の頃、寺に住む母犬が病気になると子犬たちが懸命に看病したが、母子とも死んでしまうという悲しい物語 |