09.ギャラリー大西

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まな・ちか　『こんにちは、まなとちかです。よろしくお願いします。』

大西さん（以後/大西）　『こんにちは。』

　　　　　

ギャラリー大西には、ご近所の方が頻繁に立ちり、本日も皆さん集まって絵を見ながらお茶をしていた

まな　『賑やかですね。いつも皆さんが集うサロンなのですね。』

大西　『ギャラリーを開いてから2年が経ちます。常時展示の作品だけでなく、地元の絵描きさんの個展なども
　　　　行います。』

ちか　『大西さんは、パステル画をお描きになるのですね。』

大西　『はい、パステル画を描いています。箱根の山中城跡の睡蓮や玉沢妙法華寺の桜や紅葉など、三島の
　　　　風景をたくさん描いています。また、箱根の三ツ谷新田からの眺めも素晴らしいと思い絵にしてみました。』

ちか　『いろんな場所へ絵描き旅に行かれているのですね。こちらはどこの風景ですか？』

　　　　　

大西　『これは、沼津の駿河湾です。日光が梯子の様に輝き、海外では天使の梯子と表現される景色です。
　　　　山中湖や河口湖などにも旅をして絵を描きます。』

まな　『素敵ですね。大西さんは、いつから絵をお描きになっているのですか？』

　　　　　

大西　『私は子供の頃から絵を描くことが大好きでした。美術大学には行かなかったのですが、サラリーマンに
　　　　なった後、働きながら赤坂見附の絵画教室に通ったり、ステンドグラスの教室にも通い学びました。本当に
　　　　好きなんですよ。私には、夢があるんです。』

ちか　『どんな夢なのですか？』

大西　『三ツ谷新田の箱根の入り口の、あの眺めのいい所に小さな美術館を建てるのが夢です。私が美術館を作ったら、
　　　　富士山のステンドグラスを作ってあるので、美術館の入り口に飾りたいと思います。今は、家の玄関にありますけど。
　　　　ただ、美術館は宝くじが当たったらだけど（笑）今は、60歳を過ぎているけど、美術大学に通おうと思っています。』

まな　『美術大学ですか。益々日々絵への思いが募りますね。』

下校中の小学生が入り口をそっと覗いて通って行く
　　　　　

大西　『ここは、南小学校の子供たちがたくさん遊びにきてくれるのですよ。クリスマスの時には皆でツリーを手作りしました。
　　　　ハンガーや銀紙を使っての飾りつけなど、楽しくやりました。皆が寄ってくれるのでとても楽しいです。』

　　　　　

ちか　『地元の作家さんの絵もありますね。こちらの野島さんとはどのような方なのですか？』

大西　『野島幸雄さんは、画家で80歳の方で、裾野市に在住しております。絵画展でご縁があり、今こちらでも飾っております。
　　　　滝などの風景画などが多いですが、最近、あちらの大きな花瓶の絵の作品を持ってこられました。他にも、塚本勇男さんや
　　　　栗原ゆいさんの作品もあります。』

まな・ちか　『これからも、皆が集まるギャラリーになるといいですね。今日はありがとうございました。』

基本木曜日が定休日ですが、絵描き旅行に行かれることなどがあるため、木曜日以外に休まれることもあります。

ギャラリーには、ご近所の方々が集い、お茶などを飲みながら、のんびり過ごされています。

大西さんの作品だけでなく、大西さんのお知り合いの方々の作品もいくつか飾られています。

大西さんは絵の通り優しい雰囲気の方で、ギャラリーにいらしていたご友人に『人がよすぎる』とまで言われていました。

駐車場は、ギャラリーの裏にあります。