三島市民ポータル

07.骨董喫茶 蓮

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ギャラリーレポート

まな・ちか 『こんにちは。お邪魔します。』

丸毛光司さん(ご主人/以後/光司) 『こんにちは。』

     

まな 『先日は、お昼おいしかったです。ご馳走様でした。』

ちか 『お豆のご飯が美味しかったです。季節のものでいっぱいでしたね。』

丸毛和子さん(奥さん/以後/和子) 『お客様には、季節のものを食べていただこうと思って。今日は
    ふきを煮ました。仕入れによって毎日内容は決めています。旬のものって本当に美味しいですものね。』

     

まなとちかは、ギャラリーレポートの前々日に、奥さんが腕を振るったお昼を食べに訪れている


ちか 『入り口から骨董品のお皿やグラスがいっぱいですね。』

光司 『江戸時代の物からあるんですよ。祖父が骨董品が好きで、懐中時計や器や根付を大事にしていました。
    私が使っている鬼の根付も珍しい物で、なかなか無いデザインです。鬼の指は3本なんですよ。長く使って
    きた物なので磨り減って、鬼の子どもの頭がつるつるです(笑)。古伊万里の器などもあるんですよ。』

     

ちか 『不思議なもので、絵柄の中心が皿の中心とずれているのですね。』

光司 『そうなんですよ。もしかしたら、お皿を机等に置いた時に、座っている人から絵柄が中央に見えるように
    配置されているのかもしれませんね。』


     

まな 『こちらの赤いガラスはどういったものでしょうか?』

光司 『こちらのガラスは、金を入れて作る赤金と呼ばれている物です。銅で作る物もあるのですが、金ほど
    よい色が出ないのですよ。』

ちか 『そうなんですか。こちらのガラスの模様は桜の様ですが?』

光司 『これはイギリスの物と言われていますが、何を入れる物かわかりますか?』

まな 『イギリスと言えば紅茶のイメージが強いですから・・・うう〜ん、砂糖入れですか?』

光司 『それが、バター入れに使う用なのですよ。この模様は、日本の桜を見習って作ったようですね。桜の花と
    桜の葉を表しています。』


ちか 『窓際にあるスカイロケットのおもちゃも可愛いですね。障子にちょうどあたって開いた穴がまたいいです。』

光司 『可愛いでしょう。それ、ウルトラマンの隊員が乗っているのですよ。』


キッチンで、奥さんの和子さんが喫茶で実際に使用しているカップを出してくださる
     

和子 『このカップも大好きなカップなのですよ。これは、紅茶のカップだけど、珈琲も私のお気に入りのカップ
    で出しています。』

光司 『器は、飾っておくだけではなく、美味しいものを盛って食事と一緒に楽しみたいですね。』

まな・ちか 『本当にそうですね。また、お昼を食べながらゆっくり見たいです。今日はありがとうございました。』


取材日:2010年4月25日

ワンポイント

竹久夢二やブリキのおもちゃなど、昭和のレトロな物もあります。

食事をしたり珈琲を飲みながら、ゆっくり鑑賞ができます。丸毛ご夫妻の懐かしい三島話も楽しいです。

骨董品は、丸毛さんが東京の蚤の市などに今も出かけて集めています。

蓮さんは、平成11年から開店し、平成22年で11年目を迎えます。

喫茶使用の器にも注目して、ランチと骨董鑑賞をお楽しみください。

駐車場は、もと中央幼稚園の裏側にありますが、詳しい場所は蓮さんに聞いてください。


 

骨董喫茶 蓮

〒411-0857静岡県三島市芝本町1-13

電話 055-971-9377

open
9:30〜19:00(土曜日休み)

駐車場

Webサイト
なし

メールアドレス
なし