04.器・布　三四呂

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まな・ちか　『こんにちは、失礼します。』

原田さん（以後/原田）　『こんにちは。』

　　　　　

入り口付近には品の良い器が並べられ、中央には小さな季節の五月人形や鹿のマークの入ったバッグなどが
置かれ店奥には和小物やアジアを感じさせる物が並ぶ

まな　『外から見ると器の専門店かと思いましたが、中に入ると和小物なども沢山揃っているのですね。』

ちか　『それぞれ、趣向のある器が並んでいますね。』

原田　『はい、隣のギャラリー阿吽で行われた作品展の作家さんたちの器を置いてあります。』

　　　　　

ちか　『こちらの棚には、和手ぬぐいがたくさんありますね。』

原田　『和手ぬぐいも、若い方でも手に取りやすい色使いの物と、昔ながらの柄を大切にした２パターンが
　　　　あります。』

ちか　『たくさんの柄があるので、見ているだけでも迷ってしまいますね。』

原田　『先日は、若い女性のお客様で、ワインを和手ぬぐいに包んで贈り物にした方もいらっしゃいました。
　　　　贈り物を包む時にもご利用になられますよ。』

カウンターの上に、白いトイプードルがちょこんと座る。尻尾を細かくフリフリ

　　　　　

まな　『大人しいわんちゃんですね。』

原田　『看板犬のみなみちゃんです。店に長い間一緒に出ているのですよ。三四呂の顔ですね。』

みなみちゃん、カウンター上にある大好きな座布団の上にゆっくり座る

　　　　　

ちか　『カウンター上の照明も素敵ですね。』

原田　『もともと使っていた照明の和紙を、自分たちが書き溜めた物と貼りかえたんです。』

まな　『三四呂さんでは、穏やかで品のよいものばかりですが、どちらの物なのですか？』

原田　『手漉きの絵葉書などは京都や奈良から、また、アジアの物はインドやタイの手作りの物です。私たちが実際に見に行って
　　　　選んでいるんですよ。穏やかな色使いの物や季節感を生活の中に感じていただけるような物を取り揃えております。』

　　　　　

まな　『若い女性から年配の方まで、幅広い年齢層に見ていただきたい物が沢山ありますね。こちらのお店のご案内の
　　　　中にも【空気に癒されるくつろぎの暮らし】と書いてありますが、１品１品がとても丁寧な作品であり、作者の大切な
　　　　思いが伝わってきます。』

原田　『本当に、作品を見ているだけでも勉強になります。』

ちか　『こちらでは、企画展を行っているのですよね。』

原田　『年に５・６回ほどやっています。今度、【古い蚊帳に魅せられて】展をやるので、よかったら見に来てください。』

ちか　『是非見にきたいです！』

まな・ちか　『今日はありがとうございました。今度は大切な人への贈り物を選びに来ます。』

原田さんご家族とみなみちゃん（トイプードル）がお迎えしてくれます。

年に5・6回、店内や隣の阿吽さんを借りて、布や和紙などを扱った企画展を行っています。

器と和小物・はんかち・手ぬぐい・自然素材の服などを取り扱っております。

品のよい器や和雑貨が溢れています。購入しなくても、見るだけで豊かな気持ちになります。

店内では、原田さんに気兼ねなく話しかけてください。沢山ある手ぬぐいなどの贈り物の相談もしてみてください。

5月に毎年開催される商店街イベント『乱れ咲き』にも参加しています。

駐車場の場所は、ギャラリーで聞いてください。