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トップ > 第51回三島市民合唱祭全体講評について

全体講評  岡部申之
                        
 各合唱団を聴きながら、この合唱団は、練習する中で、どんなところに主眼をおいたのか、腐心したのかを想像しながら拝聴いたしました。そして、その出来具合は、それぞれの演奏に効果的に作用していたと思います。各合唱団への講評では、そんな点を記述してあります。
 2〜3気が付いたことを述べてみます。まず、自分のパートは、それぞれの旋律をしっかりとマスターし、歌いあげていたのは素晴らしいものがありましたが、よく言われる、タテの線、つまり、リズムを合わせることとか、和音を美しく響かせるとかといった、いわゆるアンサンブルにおいては、努力して欲しい団体がありました。旋律への意識がヨコとすれば、合唱は、タテへの意識も大切です。その割合は、5:5であってほしいです。
 
 次に、ことば(単語)には、アクセントがあり、高い部分と低い部分に分かれます。例えば、たい(高い)、あい(青い)、ら(空)、ひかり(ひかり)、と(飛ぶ)等々。
*下線のシラブルが高い
っぱい、いっぱい これを、アクセントを間違えると、だいぶ意味が違ってしまいます。
そこで、詩を朗読することにより、効果を得ることがあります。詩を朗読したあと、高い部分を意識して歌ってみると、メロディーに自然さが出てきます。

 もう一つ、発声する中で、下記の図にある、国際音声記号(IPA)から、唇の開き方、舌の位置を確認すると、より鮮明な言葉の発音が得られることになります。試してみて下さい。

国際音声記号(英: International Phonetic Alphabet (IPA) )
左:非円唇母音 右:円唇母音