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「空の村号」作家 篠原久美子さん講演会

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2015年7月18日掲載
公演後の交流会
公演後の交流会

※写真をクリックすると写真を拡大表示します。

沼津子ども劇場学習会に、数人で参加させていただきました。


●「空の村号」作家 篠原久美子さん 講演会・交流会

 2015年7月18日(土)13:00〜15:00

 『世界を変える物語』


篠原久美子さんは、ほんとにステキな方でした。
やわらかい物腰の中に、凛とした信念・・・
あの会場にいた誰もが感じたのではないかしら。


「空の村号」は、東日本大震災後の福島の農村を舞台にした作品。
実際に登場人物には、それぞれモデルがいるそうです。
篠原さんは実際に福島の飯館村に行き、さまざまな方の声を聴かれました。

畑には丹精込めた作物がたわわに実っているのに、
「これは毒だ〜って言われているんだぁ。」
と泣き崩れる農家のおばあちゃん。

「原発さえなければ・・・」と自死した酪農家。
その死を悔やむ仲間の嘆き・・・「自分の自治会のことで精いっぱいだった。でも、なぜ友の死をとめられなかったのか・・・」

篠原さんは、都会に戻り、明るく照らす電気を見て、
涙が止まらなかったそうです。

この明るさは、福島の人たちの悲しみの上にある・・・


誰かが泣いているのに、他の誰かは豊か・・・
それは、本当の豊かさなのか?


誰もが幸せになりますように!
と願いを込めて、世の中の理不尽なしくみをつつく
みんなでつつき続ける
すると、ある日ゴロンと動く・・・
世界は、変えられるんだよ、ヒーローでなくても


篠原久美子さんのこのメッセージは、私たちの心にしみました。


こんなステキなお話を聞くチャンスをくれた、沼津子ども劇場さんに感謝です。

沼津の高校生たちもステキ!
篠原さんのお話を聞いて、感じたことを自分の言葉で話すことって
できそうでなかなかむずかしい。

何を言ってもいいんだよね、という安心感
なんでも聞くよ〜、というあったかい雰囲気が
沼津子ども劇場にはあるんですね。

【ホームページアドレス】https://mishima-life.jp/mishimaoyako/index.html