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2024年11月の記事
令和6年度 自治会連合会 会長研修会が開催されました
研修会様子1 |
研修会様子2 |
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令和6年10月24日(木)に「令和6年度自治会連合会 会長研修会」が市民文化会館小ホールで開催されました。
市内自治会・町内会65名の会長が参加され、
三島市自治会連合会・内田新一連合会長につづき、静岡県地域づくりアドバイザー:小田圭介氏より「持続可能な自治会・町内会となるための、若い世代・子ども世代に向けた「日常の関係づくり」を通した地域の土台形成」と題した講演が行なわれ「あいさつ」の手前に「知り合う」があると、体育館・集会所での子ども達とのお泊り会を紹介されていました。
第2部では、三島市自治会連合会活動表彰受賞自治会による事例発表が行なわれ、三恵台自治会からは「地域防災力向上活動の体制再構築」と題して、地域の「防災・減災」自助・共助を強調されていました。
つづいて、御園町内会からは、「自主防災員による御園町内防災訓練」と題して、令和元年10月の台風19号被害の教訓を活かしての防災訓練の紹介、佐野自治会からは、「事務作業の効率化・自治会すばやい情報公開」として、LINEの友達登録方法、LINEWORKS、Googleカレンダー、ChatGPT等活用法の紹介、南本町高台町内会からは「高齢者向けスマホ操作教室」について資料の配布がありました。
最後に事務局より、参考資料が示され、地域活動、自治会活動の活性化について考える機会が得られた有意義な研修会となりました。
【取材者:西部地区広報編集委員】
理事視察研修 三島市郷土資料館、ELFIE GREEN(エルフィーグリーン)工場見学
郷土資料館の見学の様子 |
エルフィーグリーン工場見学の様子 |
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令和6年11月12日(火)に楽寿園の「三島市郷土資料館」の3階を主体に学芸員さんから愛鷹・箱根西麓地区の歴史を展示物を見ながらの説明を受けた。続いて平田に3年前にできたレタス水耕栽培のエルフィーグリーンに移動し科学の力で完全に管理されている工場内での野菜栽培の様子を見学、現在までの経緯、さらに今後の展望もうかがった。
11月12日(火) ひんやりとした朝から、青空の暖かい午後に変わり、外周が赤くなり始めた欅ほか巨木に囲まれた秋の楽寿園で研修会が始まりました。
何十年ぶりの「三島市郷土資料館」の3階を主体に愛鷹・箱根西麓地区の歴史を、1時間以上にわたって一気に石器時代から縄文、弥生、古墳、戦国、鎌倉、江戸、近世、戦争と時代の遺物を見ながらの説明でした。
有り余る知識が随所にあふれ出しての学芸員の説明に、氷河期を乗り越えての箱根西麓の生活様式、黒曜石を交換した古代の交流の広がり、向山古墳群のこの時代にまれなこの地域の存在は興味をそそった。
鎌倉時代の源氏・北条、三嶋大社、三島宿以降は情報量は多いが身近な解説でした。北条早雲、豊臣秀吉、山中城落城から支配者のいない時代、下って箱根峠あっての三島宿の隆盛、さらに昭和の東海道線の丹奈トンネル開通による繁栄などに思いをはせていると、これからの時代を思い、この時代に何をなしていくのかを遠く思った。
また冒頭では最近の終活で、個人宅に眠る貴重な古文書等が相談もなく破棄されていることに対する危惧も述べられた。【文化財危機一髪! うっかり消えちゃう歴史資料】を聞いたときは市民の意識の軽さに、啓蒙の不徹底に重い気持ちになった。
3時半、バスに乗り込み平田のエルフィーグリーン(株)本社工場に移動した。
外観は壁のみで何の建物か全く判断がつかない。
説明によると『もっと、「おいしい」「しあわせ」を食卓へ。』をミッションに「完全屋内型の水耕栽培」「農薬不使用、再生可能エネルギーを活用した持続可能な農法」「安心安全な野菜作り、大切な人の健康」と理想は高い。
親会社があの「近藤鋼材」と聞くとどうしてもその謎を聞きたくなる。昔鉄工所に勤務していたもの押して、毎日のように鋼材を搬入するトラックとはなにか親近感を感じるがそのギャップは大きい。
自然環境を直にさらされる農業を、科学に完全に管理されての工場生産に興味は高まる。
「播種(はしゅ:タネをまくこと)」から40日での出荷。温度、風、水(柿田川水系の地下水)、肥料、LED光線、無菌管理。静岡県内を対象にした鮮度重視の販路。
3年間を経てやっとある段階まで到達した様子、野菜作りの奥深さ、まだまだこの先に横たわる困難、それに立ち向かうチームの迫力を応援したい。
工場を後にして、管理された野菜もそのもとは40日前にまかれた「種子」の「いのち」であることを思い、そこまでは管理できない自然の不思議、ちからを対照的に思った。
【取材者:中郷地区広報編集委員】